ユーザーの体験談 · 2026年10月28日 · 約5分 ·

Apple Watchで呼吸の乱れが「高い」と表示された夜。次に何を確かめられる?

今朝、Appleのヘルスケアを開くと、昨夜の呼吸の乱れの値は26.28で、「高い」(Elevated)と表示されていました。

自分の睡眠中の呼吸に問題があることは、以前から知っていました。SomniSenseを始める前から、長年のいびき、寝ても残る疲れ、家族の心配をきっかけに、睡眠と真剣に向き合っていました。夫であり、2人の子どもの父であり、エンジニアでもある私は、眠っている間のことを日常の中で確かめられる方法が欲しかったのです。

それがSomniSenseを作った理由です。枕元にスマートフォンを置き、翌朝は具体的な時刻やマーク付きの波形を見て、残っている音声を聴き返せる。何晩も続ければ、変化を追える記録になります。

2026年10月の呼吸の乱れが「高い」と表示されたヘルスケア画面。
最初に目に留まったのは、ヘルスケアの「高い」という表示でした。
23:12~07:06の呼吸マークの分布を示すPixel 7。
その先で見られるのが、同じ夜のSomniSenseのマーク分布です。

もう少し知りたいと思った数値

昨夜はApple Watchを着け、枕元のスマートフォンでSomniSenseを動かしました。ここに載せた2台の結果では、呼吸不規則性指数(BRI)はiPhone 14で22.1、Pixel 7で20.7でした。

異なる方法で得た数値が近い範囲にあり、取り組んでいることへの自信が深まりました。これは私自身が使った、ある一晩の記録です。Appleの呼吸の乱れの値とSomniSenseのBRIは、定義も記録時間も計算の根拠も異なります。

ヘルスケアの詳細:高い、26.28、10月27日23:34:06~28日07:05:37。
2026年10月27~28日のヘルスケアのサンプル。個人の情報を含むソース欄は画像から省いています。

時計に「高い」と出たことがあれば、こんなことが気になるかもしれません。いつ起きたのか。一晩中なのか、特定の時間帯に集まっていたのか。そのとき、どんな呼吸の音だったのか。

保存した2つのヘルスケア画面には、レベル、値、記録時間、複数の夜を見渡す表示がありました。この2画面には、その夜の個々の場面の位置や、開いて聴ける音声はありません。その先の細部を見てみたくなりました。

数値から、具体的な場面へ

SomniSenseのPixelのレポートには、23:12から07:06までの一晩に150個の呼吸不規則性マークが表示されていました。iPhoneには162個のマークがありました。概要の下から、さらに記録をたどれます。

BRI22.1、162マーク、推定睡眠7時間19分のiPhoneレポート。
iPhone 14:推定睡眠7時間19分に162個のマーク。確認できる分単位の詳細は、録音474.2分のうち389分です。
BRI20.7、150マーク、推定睡眠7時間14分のPixelレポート。
Pixel 7:推定睡眠7時間14分に150個のマーク。確認できる分単位の詳細は、録音473.3分のうち364分です。

例えば、Pixelの00:12:48からの1分間には、波形とマークされた区間が表示されていました。説明には、モデルが浅い呼吸の候補として付けた00:12:42~00:13:11、推定29秒の区間があり、分の境界をまたいでいることも示されていました。

00:12:48からのPixelの波形、マーク区間と再生ボタン。
具体的な1分間の波形と、残っている音声を確認するための操作ボタン。
00:12:42~00:13:11、推定29秒の浅い呼吸候補。分の境界をまたぐ。
推定区間とその前後の情報。音のパターンの候補であり、測定された気流ではありません。

音声が残っている場合は、再生ボタンからマークの前後の音を聴き返せます。

こうした細部を確かめやすくしたいと思っていました。一晩全体への疑問が、具体的な時刻と見返せる記録になります。次の夜を記録すれば、似たマークが繰り返されるかを見られます。何時間もの音を覚えておいたり、朝の感覚だけを頼りにしたりする必要はありません。

スマートフォンで、なぜできるのか

SomniSenseの呼吸音声研究では、睡眠ポリグラフ検査(PSG)のラベルと対応付けた音声サンプルを学習に用いました。研究プレプリントには、40人・80人夜、200秒の音声窓2,953組を記載しています。

また、1次元のCoordinate Attentionを応用し、時間上の位置情報を保ちながら、広域と局所の音声特徴を組み合わせています。この研究基盤は私にとって大切です。一晩の音から確かめる価値のあるパターンを捉え、その周囲の根拠を製品の中で見つけやすくすることを目指しています。

手法と評価は研究ページと検証ページで確認できます。研究が評価しているのは音声分類の課題で、今回の個人的な記録は別の種類の観察です。どちらも、スマートフォンのマークを臨床診断にするものではありません。

今夜、具体的な一歩から

すでに時計を使っているなら、SomniSenseで見返せる音の記録を加えられます。音声が残っていれば聴き返すこともできます。ウェアラブルを持っていなくても、手元の対応スマートフォンで始められます。

この夜の記録を紹介したかったのは、「眠っている間に何があったのだろう」という問いをたどる方法があるからです。今夜、枕元にスマートフォンを置いてみてください。翌朝、もう少し知りたい場面があるか見てみる。繰り返すものが気になったら、記録を続けてみる。そこから始められます。

今夜の一晩を、明日の確認につなげよう。

スマホをベッドのそばに置いて、朝になったら自分の夜の記録を確認。

最初の呼吸異常レポートは内容をすべて無料で確認でき、あとからも見返せます。

有効なレポートがまだできていなくても、次の夜に無料でまた試せます。

録音と分析は引き続き無料です。以後の夜の呼吸異常レポートをすべて確認するにはProが必要です。いびき機能は引き続き無料です。